平成17年2月21日に「ダム湖百選」選定委員会により、全国65ダム湖が選定され、長崎県からは松浦市の鷹島海中ダムが選定されました。
私たちの生活を水害から守り、用水や電力の供給を行っているダム湖は、四季を通じて美しい景観を見せたり、水や自然の学習と上下流交流の場となるなど人々にさまざまな恩恵をもたらしているものが多くあります。
ダム湖百選は、そのような地域にとってかけがえのないダム湖を選定、顕彰することによって、より一層地域に親しまれ、地域の活性化に役立つことを願って認定されたものです。 |
鷹島海中ダム(松浦市)
松浦市鷹島町は、九州西北端に位置する離島で、本土と比較して降水量が少ない。
また、地形は台地状を成しており河川の発達が乏しく、慢性的な水不足に見舞われていた。農民は安土・桃山時代から「六本幟」とよばれる雨乞いを行うなど、この恵まれない水利条件での生活を強いられてきた。このような状況を改善すべく県営畑地帯総合整備事業によりダムの建設を行うこととなったが、陸上にはダムを建設する適地がないため、海の入江を締切り、海水と真水の比重差を利用して淡水化を図る、日本で初めての海中ダム建設となった。平成5年度にダムは完成したが、その堤体背面には「六本幟」が描かれ、住民のダム水への関心の高さが表れている。

日本初の入江締切湖であるダム全景 |

ダム壁画全景 |
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