No.01 2007/07
今月号の目次
| 代表あいさつ | 創刊にあたって |
|---|---|
| 夏の壱岐特集 |
はじめてのシーカヤック・ツーリング 壱岐牛を食べる 7月のイベント/観光スポット/リンクる壱岐 |
| シリーズ企画 | 交流で農山漁村を元気に! |
| 事例紹介 | 神々の島・陰陽ロマンの旅 |
「都市と農山漁村の共生・対流」長崎県協議会(通称:オーライ!長崎)は、交流人口を拡大し地域に活力を吹き込むために、県下の民間団体、NPO法人、市町など約270の団体で平成16年6月に設立し、これまで「感動体験ガイドブック」の作成・配布やホームページ「オーライ!長崎」の公開などの事業を通じて県内の体験型観光等の情報発信を行ってまいりました。この度は、新しい取組として「オーライ!長崎メールマガジン」を発行いたします。私どもがお届けする旬の体験型観光情報や地域づくりの事例等が地域の交流人口拡大に資することを確信しています。オーライ!長崎メールマガジンは、今後とも、内容充実に努めてまいりますので、皆様のご友人、ご同僚、関係機関等へも幅広くご紹介いただければ幸いです。

「都市と農山漁村の共生・対流」長崎県協議会
代表 村木文郎
はじめてのシーカヤック・ツーリング
シーカヤック・ツーリングに挑戦するため「壱岐出会いの村」を訪ねた。
シーカヤックは、もともと北アメリカの先住民族が狩猟などに使用していたものが、レジャー用に改良されたものらしい。カヌーと呼ぶ場合もあるが、オリンピック競技でよく見かける川用のカヤックに比べて、海用のカヤックは船艇が長くて巾もあり安定性を重視した構造となっている。初心者でも30分程度の練習で出航可能だ。
体験インストラクターの馬渡邦隆さんによると、シーカヤック・ツーリングの醍醐味は「海との一体感」。喫水が浅くパドルを漕いで進むシーカヤックは、風の音、波の音、鳥のさえずりなどを聞きながら海上を滑るように進み、岩場や洞窟など浅くて狭い海岸付近も自在に操ることが出来る。
「壱岐出会いの村」でのツーリングは、片道30分の行程で1.5km先の無人島、人形劇でなつかしい「ひょっこりひょうたん島」のような阿瀬島(あぜじま)を目指す。途中、かわいらしい魚たちを間近に見ながら、潮の状態が良ければ世界最高緯度の珊瑚礁も堪能できる。到着後は、無人島に上陸しての磯遊び、シュノーケリングが楽しみだ。
「壱岐出会いの村」には格安の宿泊施設もあり、釣り筏や研修館での木工・凧作りなどの体験も出来る。シーカヤック・ツーリングの所要時間は、乗船指導や体験後の入浴を含めて約3時間。大人1人3,000円(小人2,400円)とお手頃な値段。
取材当日はあいにくの天候だったが、筆者も特別にお願いして練習場となっている港内で体験させていただいた。シーカヤックは乗降時にゆらゆらするが、いったん乗船してしまうと安定感があり簡単にこぎ出すことができた。「壱岐出会いの村」の平山支配人の話によると、最近は団塊の世代の利用も多いのだそうだ。こちらのシーカヤックは全て二人乗りで、直進するには二人の呼吸が大切だ。この夏、ご家族を連れてシーカヤック・ツーリングに出かけてみてはいかがでしょうか。
壱岐への交通アクセスはこちらから
http://www.pref.nagasaki.jp/sima/island/iki/access/
「壱岐出会いの村」 壱岐空港及び各港から車で15〜20分 TEL 0920-47-6912
詳しくはこちらから http://www.deainomura.com/
壱岐牛を食べる
壱岐牛は、玄界灘に浮かぶ島、長崎県壱岐島で育った黒毛和牛だ。3世紀末頃に書かれたとされる魏志倭人伝に記された一支国の王都「原の辻遺跡」から、家畜牛の骨が出土しておりその飼育の歴史は古い。
雨の中訪れた「男岳神社(おんたけじんじゃ)」には、有名な猿の石像のほか、牛の健康を願って奉納された牛の石像がたくさんあり、人々と牛とのかかわりの深さを感じた。
島の豊かな自然の中、潮風を受けてミネラル分たっぷりの牧草を食べて育った壱岐牛はとてもうまい。
壱岐牛専門店「味処うめしま」の梅嶋秀明さんのおすすめは、サーロインステーキを塩味でいただくこと。塩は、こだわりの「藻塩(もしお)」。塩づくりの課程で、ホンダワラなどの海草を入れてつくるため少し赤みがついた塩だ。この塩でいただくと、甘みがあってあっさりとした壱岐牛本来の味を楽しめる。
「味処うめしま」 芦辺港ターミナルすぐ TEL 0920-45-3729
詳しくはこちらから http://members.jcom.home.ne.jp/ochozt-t/ikihtm/Ikigyuten.html
壱岐市イベント・観光情報
イベントカレンダー 7月
| かつもと土曜夕市 | 7月28日 勝本町 |
|---|---|
| 祇園山笠 | 7月29日 郷ノ浦町 |
| 夏☆夢☆祭 | 7月29日 清石浜(芦辺町) |
ホームページ http://www.iki-brand.jp/event/
観光スポット
- 猿岩(さるいわ) 郷ノ浦町
-
黒崎半島にそそり立つ高さ約50mの奇岩。横顔は沖合を見つめる猿そっくりで、岩肌をおおう植物はまるで体毛のようだ。
- 壱岐・原の辻展示館(いきはるのつじてんじかん) 芦辺町
- 魏志倭人伝に記された一支国の王都「原の辻遺跡」。ここは、見て体験して学べる展示館となっている。
- 筒城浜(つつきはま) 石田町
-
海岸線の長さは約600m。白砂青松の美しい浜は、日本古来の自然美を残した絶景である。
リンクる壱岐
壱岐島では、「リンクる壱岐」というおもてなしの情報発信システムが稼働している。壱岐バス1日乗車券(1,000円)と併せて好評だ。情報の入手方法は、携帯電話のカメラ機能を「バーコードリーダー」に設定し、写真の絵柄(QRコード)に向ければ関連サイトへ接続されるというものだ。絵柄を読み込む時のちょっとしたコツは、カメラと絵柄(QRコード)の距離が10cm以下の場合、カメラを接写モードにすることだ。
ホームページアドレス http://www.iki-brand.jp/
壱岐への交通アクセスはこちらから
http://www.pref.nagasaki.jp/sima/island/iki/access/
第1回 グリーン・ツーリズムと風と土
「オーライ!長崎」メールマガジンがスタート。おめでとうございます。私は農業分野の専門ではなく、地域観光―観光による地域づくり事業や地域経営など観光分野が専門。地域観光のエリアは大部分が中山間地域にあり、観光=交流の視点からグリーン・ツーリズムは地域活性化の素材となっている。
その背景として、今日の観光は従来の観光地だけでなくわれわれの日常圏の自然や歴史・文化、地域のなりわい、暮らしそのものが観光対象になってきており、農山漁村の地域資源を活用した観光交流は地域活性化の素材であり、地域経済、コミュニティ・ビジネスの創出、雇用促進などのポテンシャルをもっている。
グリーン・ツーリズムは都市と農村の交流で成立つ2つの側面をもっているが、観光の語源は中国の古典(易経)にみられ、解釈に諸説あるが地域資源である「光」を「観す」(示す)とあり、観る側(訪れる側)と観す側(地域でアピールしてもてなす側)の2つの意味をもっている。またこれからの観光が「他の日常圏」を訪れる志向として、エコ・ツーリズムやスロー・ツーリズム、ヘルス(癒し、健康)・ツーリズム、ヘリテージ(先人の遺産探訪)・ツーリズム・・・など、熟年・団塊の世代の量的拡大とともに質的に多様化しており、観光に占める中山間地域のグリーン・ツーリズムの割合は大きい。
さらにグリーン・ツーリズムや観光事業は「市民産業」といえる。地域住民がボランティアやコミュニティ・ビジネスとして参加できる個人やグループなど小規模な事業でも可能であり、地域資源を活かした交流事業である。
グリーン・ツーリズムは風(訪れる人)と土(地域資源)の2つの側面の「風土」で成り立つ事業であり、美しいふるさとの風土づくりにあるといえよう。
片岡 力(長崎国際大学 教授)
「長崎県おもてなしの宿」の認定を受けた壱岐の8つの宿泊施設でつくる「お宝巡りのやど塾(吉田繁塾長)」が、6月30日までの4ケ月間、壱岐の神話を訪ねるツアー「神々の島・陰陽ロマンの旅」を実施した。
ツアーは1泊2日で、養成した専属ガイドが同行し古神道発祥の地とされる月読神社など6社を巡る。夕食は「神話鍋」と旬の魚介類。その後は地元の歴史家との「夜なべ談議」など盛りだくさんで、地元としては初めての取組であった。
直径15km程の壱岐島には、神社庁に登録されたものだけで約150もの神社が点在する。ツアー開催のきっかけは、壱岐を訪れる方々に、豊かな自然やおいしい食事とあわせて、壱岐の「文化」でもてなしていこうと考えたことだ。
同時開催の「創作朗読劇講座(4月〜11月まで5回開催)」では、脚本家の市川森一さんなどの講師陣を招き、プロの脚本家を目指す若者達が神話をテーマにした脚本づくりに取り組んでいる。
今回の取組で、自分達の島の大切さが見えてきたと語る吉田塾長。今後は、完成した創作劇を壱岐島で公演し、「神々の島」を発信していきたいと熱っぽく語ってくれた。
詳しくはこちらから http://www.ikishinwa.com/
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発行元情報
| オーライ!長崎 |
「都市と農山漁村の共生・対流」長崎県協議会 (通称:「オーライ!長崎」) 〒850-8570 長崎市江戸町2番13号(長崎県地域振興部地域政策課内) TEL 095-894-3773 |
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