No.06・07 2008/01

オーライ!長崎ニュース(毎月10日発行)

長崎県内の旬の体験型観光情報や役に立つシリーズ企画等をお届けする月刊のメールマガジンです。

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新年のごあいさつ

新年のごあいさつ

「都市と農山漁村の共生・対流」長崎県協議会代表 村木 文郎 「都市と農山漁村の共生・対流」長崎県協議会
                  代表 村木 文郎

 新年あけましておめでとうございます。
 オーライ!長崎メールマガジンの登録会員の皆様には、すこやかな新年をお迎えのこととお慶びを申し上げます。
 私たち「都市と農山漁村の共生・対流」長崎県協議会(通称:「オーライ!長崎」)は、県下の民間団体、NPO法人、市町など270団体で構成されており、感動体験ガイドブックの作成・配布、ホームページ「オーライ!長崎」の公開、「オーライ!長崎メールマガジン」の発行等による情報の発信など地域間交流を促進し地域に活力を吹き込むために活動をしております。
 日本の最西端に位置する長崎県は、多くの離島・半島からなり、豊かな自然景観に恵まれており、また、大陸とも近いことから幾多の歴史・文化遺産に富み、海の幸・山の幸の豊富な食材と郷土料理が一層の彩りを添えており、皆様にすばらしい感動を与えうる地域と考えます。
 本年度も、皆様に農林・漁業、食づくり・ものづくり、スポーツ・自然、歴史・文化といった数多くの体験プログラムや関連情報の提供を行い、「都市と農山漁村の共生・対流」を積極的に推進してまいりたいと考えておりますので、ご支援・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
 新しい年を迎え、メルマガ登録会員の皆様にとりまして、良き年であることを祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

新年を迎えて

長崎県知事 金子原二郎 長崎県知事 金子原二郎

 新年明けましておめでとうございます。
 皆さまには、おすこやかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 本県は、農林水産業が基幹産業となっている離島・半島地域が多く、交流人口の拡大を通じて地域に活力を呼び込む「都市と農山漁村の共生・対流」の取組みに大きな期待を寄せております。オーライ!長崎は、市町や業種の違う民間団体が境を越えて、都市と農山漁村の共生・対流を推進している組織であり、県としてもその活動を支援しているところであります。
 本県では、昨年11月に国営諫早湾干拓事業が当初の構想から半世紀を経て、ついに完工式を迎えました。今後は、意欲ある農業者による環境に優しく、安全・安心な農作物を、大規模な農地で効率的に生産することによって、本県農業をリードする重要な役割を果たすとともに、昨年末に暫定供用した堤防道路、調整池や自然干陸地などを総合的に活用し、観光の振興をはじめ地域振興の拠点として活用してまいります。
 また、長年の課題である九州新幹線西九州ルートについては、西九州地域全体の広域的な発展のため、佐賀県、JR九州など関係機関と協力し、着工に向けて最大限の努力を続けてまいります。
 都市と農山漁村の共生・対流につきましては、受け入れ体制の整備等をさらに進めてまいります。ぜひ、本県の農山漁村に足をお運びいただいて豊富な体験プログラム等をお楽しみいただきたいと思います。
 終わりに、本年が、皆さまにとりまして素晴らしい年となりますよう心からお祈りいたしまして、新年のごあいさつといたします

新年インタビュー

たぬき絵で交流を!

愛らしいたぬきの擬人画で、ふるさと長崎の名所や行事を紹介しつづけているたぬき絵作家の堤けんじさんを、西海市伊佐ノ浦公園の「西海たぬき絵ギャラリー」に訪ね、お話を伺いました。

○たぬき絵を描きはじめたきっかけは?………

伊佐ノ浦ダム(堤けんじ作) 「たぬきを描きはじめて35年になります。昔は、たぬき絵を自画像とも言っていました。たぬきは、良きにつけ悪しきにつけ、昔話に登場したり、「たぬき親父」などと人をたとえる言葉に使われるなど、日本では古くから親しまれてきた動物です。また、『たぬき』という言葉には『他を抜く』という意味もあり、たぬきの姿は、落下物から身を守るための笠をかぶり、世間が良く見える大きい目で、徳利という「徳」を持ち、金運の象徴やどっしりと地についた尻尾を持つとイメージされます。」ということで、たぬきに関するお話はつきませんでしたが、堤さんは、たぬきをそういういろんな意味を含んだ動物として描いているのだそうです。

○堤さんにとって、ふるさと長崎県とは?………

「長崎県全体をふるさとだと思っています。私の作品は、ふるさと長崎県の良さを皆さんにわかってもらいたいという思いで描いています。また、私の作品は、歴史的なテーマを取り上げることが多いのですが、これはふるさと長崎県への思いの表れです。ふるさとの良さは、一度外に出て戻ってくると良くわかります。長崎は、海の色や光の明るさが、他の地域とはぜんぜん異なっているんですよ。」と、ふるさと長崎県への熱い思いを話していただきました。

○どうして、伊佐ノ浦公園に来られることに?………

インタビュー風景 「もともとは、大村湾の風景が好きでいろいろと見て回っていました。ちょうど、西海橋付近を見て回っていたとき、たまたま観光協会の方に出会い、伊佐ノ浦を教えていただきました。こちらに来てみると大変きれいなところで、一目で気に入りました。ここには、白鳥のいるダム湖があり、春から秋にかけては、釣りや自然散策などを楽しむ方がたくさん訪れます。今から、春の桜が咲く頃を楽しみにしています。」と、今では伊佐ノ浦をたいへん気に入っておられますが、ここにギャラリーを構えられたのは、偶然の出会いがきっかけのようです。

○ギャラリーでの活動の展開は?………

たぬき絵グッズ 「今後は、ここを拠点に創作活動を行っていきます。2月には地元の小学生を対象にした絵画教室を、3月には一般の方も対象にしたスケッチ大会を行う予定です。このような活動を通じて、より多くの方に、ここ伊佐ノ浦に来ていただきたいと思っています。また、たぬき絵により、合併後の西海市が新しい一つのふるさとになれるよう、地域の皆さんの交流が深まれば。」と力強く語っていただきました。

○今年の抱負についてお聞かせください。………

「今、長崎県の教会をテーマにした作品に取り組んでいますので、ぜひご期待ください。」 

教会をテーマにした作品は、現在進行中の企画とのことでしたが、新しい作品が発表されるのを楽しみに、インタビューを終えました。堤さんは、週に1〜2回はこちらのギャラリーに顔を出しているとのことです。もしかしたら、ご本人とお話ができるかもしれませんので、皆さんも、ぜひ一度、足を伸ばして見ては如何でしょうか。

たぬき絵作家の堤けんじさん プロフィール◎堤けんじ(たぬき絵作家)
1950年(昭和25年)長崎市生まれ。
愛らしいたぬきの擬人画で、長崎くんちをはじめ長崎県内の行事や名所などを紹介し続けている作家。その作品は、国内にとどまらず、セントポール市(アメリカ)やピュルツブルグ市(ドイツ)へ長崎市を通して紹介されるなど広く親しまれている。
2007年8月、西海市伊佐ノ浦公園内に「西海たぬき絵ギャラリー」を開設

長崎・西彼特集

長崎・西彼地域は、海岸線が複雑で、西海国立公園に指定された西彼杵半島や野母半島県立公園に指定された長崎半島を有し、夕日が美しく雄大な自然が楽しめる人気のドライブコースや、南蛮貿易の歴史を今日に伝える史跡、世界遺産への登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」などが所在する魅力あふれる地域です。

長崎県への交通アクセスはこちらから(ホームページ「オーライ!長崎」)
http://www.orai-nagasaki.com/access.html

大村湾で「真珠の珠出し・加工体験」

志田真珠有限会社 「月のしずく」や「人魚の涙」とも呼ばれる真珠。日本書記や万葉集にも記述が見られ、世界各地で古くから宝石として珍重されてきた。しかしながら、日本で真円真珠の養殖に成功したのはわずか100年前のことだ。長崎県は全国有数の真珠生産県(平成16年第1位)であり、大村湾は県内で2、3位を争う主要な産地となっている。そこで、今回は、西海市西彼町の志田真珠有限会社を訪ね取材した。

志田和彦さん 当日は、社長の奥様である志田早苗さんと長男の志田和彦さんに対応していただいた。体験は、真珠養殖イカダの見える海岸に建つ作業施設の中で行われる。最初にビデオ学習からはじまる。ビデオによると、大村湾の長島という小さな島が、真円真珠養殖の発祥の地だとのこと。真珠養殖の歴史や養殖方法などを解説するビデオを見ていて、あることに気が付いた。画面の中で解説をしているアナウンサーの声に聞き覚えがあると思っていたら、なんと先ほどご挨拶した奥様の声であった。

珠出し体験風景 ビデオ学習の後は、同じ場所で、養殖されたアコヤ貝から真珠を取り出す体験がはじまる。和彦さんによると、通常、アコヤ貝への真珠の核入れ作業は5〜10月に行い、アコヤ貝を浜に揚げて、真珠を取り出す作業は1〜2月に行うのだそうだ。この時期、海水温が下がり真珠は輝きを増すのだそうだ。真珠の珠出しは、二枚貝であるアコヤ貝を専用の道具で開き、貝の肉と真珠を分離させて真珠だけを取り出す。なんと、真珠は美しく輝く貝殻の内側にできるのではなく、貝の肉の中に育っていた。銀色の珠を目にしたときは、たいへんな感激を覚えた。

真珠が見えた 次に、自分が取り出した真珠は、隣の加工場で、ペンダント、プローチ、タイピン等にして持ち帰ることができる。既製品のペンダント等を中心に真珠を取り付けるだけの簡単な作業で10分程度で仕上がる。家族4〜5人の体験であれば30分程で全行程が終了する。

体験は予約が必要だが、料金は、珠出し体験料1,000円と真珠の加工料(アクセサリーの金具料)1,000円で、合計2,000円だ。

アクセサリー 最後に、お二人からこんな話を聞いた。真珠の善し悪しは、アコヤ貝が育つ海の善し悪しで決まる。大村湾では、これまで波が静かで丸く綺麗な珠が採れている。いつまでも、この環境が保全されていくことを願うとのこと。家族的な暖かい雰囲気を感じながら、取材を終えることが出来た。

志田真珠(有)さんの養殖工場がある宮浦郷は、お城の形の展望台やキャンプ場などを備えた四本堂公園の近くです。皆さんも、一度、「真珠の珠出し・加工体験」に出かけてみませんか。

日本で唯一・旬の「ゆでぼし大根」

ゆでぼし大根 西海市のゆでぼし大根は、冬の間の野菜の少ない時期の保存食として考案されたものだ。晩秋から1月をピークに2月頃まで、西海市の面高漁港近くの小さな半島で、収穫した大根をゆでぼしにする風景が見られる。

ゆでぼし大根 JA長崎せいひ販売課の峯広光係長さんによると、「ゆでぼし大根」は、他県に見られる「切りぼし大根」とは異なり、「大蔵大根」という専用の品種を千切り状態に裁断して大鍋でゆでた後、竹であんだやぐら干場で、海岸の絶壁を吹き上げる北西からの潮風で1〜2昼夜干しあげて生産する。

うまさの秘密は一度ボイルしてから乾燥していることで、甘みがたっぷり乗って、出来上がりはほんのりあめ色になる。

湖畔の風 菜彩 ゆでぼし大根は、保存がきいて手軽に扱える家庭料理の食材なので、それだけを味わうことができるお店はあまりないと思うが、西海市では、郷土料理などを掘り起こして観光などに活用する目的で「伝統の郷土料理 菜海食物語」を出版している。この中にゆでぼし大根を使った料理が多数紹介されている。手軽に西海市のふるさとの味が楽しめる伊佐ノ浦公園内のスローフードレストラン「湖畔の風 菜彩」では、「菜海食物語」に掲載されたメニューを用いてランチバイキングを提供している。菜彩を運営している「食と農を考える女性の会」会長の川添照子さんを訪ね、お話をお聞きした。

ゆでぼし大根を使ったお煮染め 川添さんによると、「菜彩」では地元産の食材を使い、化学調味料も一切使わず、竹炭を通したおいしい水を使って料理するなど、地産地消に力を注いでいるとのこと。取材当日は、30種類の手料理が出ていたが、その中に、自慢のゆでぼし大根を使った「押し寿司」と「お煮染め」がならんでいた。「ゆでぼし大根は、水又はぬるま湯で簡単にもどせるし、味の染み込みも早く、その上、食物繊維とカルシュウムが豊富な健康食品で、日持ちも良いことから台所の常備食品として最適」と話してくれた。

ゆでぼし大根は、ヘルシー志向のため人気があり、県内ではJA直売所、大型スーパーで販売されており、九州を中心に全国に出荷されている。煮物やサラダなど美味しく簡単に調理出来るので、是非一度食べてみては如何ですか。

イベント・観光スポット

1.イベントカレンダー/1〜3月

長崎ランタンフェスティバル 2月7日〜21日 長崎市湊公園、 新地中華街、中央公園他

2.観光スポット

◆西海橋公園(さいかいばしこうえん) 西海市西彼町
西海橋公園全長316m、海面からの高さ42mの西海橋は東洋一のアーチ橋として昭和30年に架橋された。平成18年3月にはスカイブルーの新しい橋「新西海橋」も開通。「節句潮」と呼ばれる旧暦3月3日の大潮の日には、桜の開花と相まって「観潮会」が催され、大変な賑わいを見せる。
◆大島大橋公園(おおしまおおはしこうえん) 西海市大島町
大島大橋公園 大島大橋は平成11年11月11日に開通した全長1,095mの斜張橋。公園内には、観光案内所などの施設がある。
◆七ツ釜鍾乳洞(ななつがましょうにゅうどう) 西海市西海町
七ツ釜鍾乳洞洞穴は全長1,050m以上。洞穴内の平均気温は14度で、美しい清流が流れ、自然の神秘を感じさせる。
◆ド・ロ神父記念館(ど・ろしんぷきねんかん) 長崎市西出津町
ド・ロ神父の遺品など彼の偉業を偲ぶ品々を展示した記念館。明治12年(1879)に赴任して以来、外海地区での布教活動に加えて産業や医療、建築などあらゆる分野で奉仕したド・ロ神父の足跡にふれることが出来る。
◆長崎市遠藤周作文学館(ながさきしえんどうしゅうさくぶんがくかん)
                                     長崎市東出津町
長崎市遠藤周作文学館 隠れキリシタンを描いた「沈黙」の舞台になったことをきっかけに作られた文学館。遠藤周作氏愛用の筆記用具や生原稿、蔵書など貴重な品々を収蔵・展示する。
◆長崎県亜熱帯植物園(ながさきけんあねったいしょくぶつえん)
                                     長崎市脇岬町
長崎県亜熱帯植物園紺碧の橘湾に突き出した丘の上に広がる花と緑の楽園。広大な園内には大温室、果樹温室、フラワーガーデン温室等があり、千2百種4万5千本の亜熱帯植物を観賞することが出来る。
◆権現山展望公園(ごんげんやまてんぼうこうえん)長崎市野母町
権現山展望公園長崎半島の突端にある標高198mの権現山一帯に広がる展望公園。展望所からは五島灘や東シナ海が一望出来る。展望台周辺には約1万本のツバキが自生し、見ごろは11〜3月ごろ。
◆樺島灯台公園(かばしまとうだいこうえん) 長崎市野母崎樺島町
樺島の南端、海抜100mの断崖に白亜の灯台がそびえ立つ。周辺は公園として整備され、夕暮れ時には水平線に沈む夕陽が一望できる。夜は灯台に灯りが灯るとロマンチック。

UIターン情報

豊かな自然と美しい景観に恵まれた長崎県で、快適で安全・安心な「ながさき田舎暮らし」をはじめてみませんか。長崎・西彼地域の田舎暮らし体験施設や市町が責任を持ってご相談に応じるワンストップ窓口をご紹介します。

1.長崎市

(1)交流滞在型宿泊施設
自然いっぱいの島、伊王島で田舎暮らしを体感できる宿泊施設
@場所 長崎市伊王島町1丁目
A施設の概要
  ・宿泊施設:木造2階建3LDK(2棟)
  ・利用料 :1棟1泊あたり5,000円(1回の利用につき10泊を限度)

(2)住宅用地
30年間の定期借地による住宅用地
@外海地区(長崎市西出津町)
A琴海地区(長崎市琴海尾戸町)

伊王島の体験施設 外海地区の住宅用地

長崎市ワンストップ窓口
ながさき定住支援センター(長崎市企画部総合企画室内)
電話 095-829-1355
詳しくはこちらから http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/teizyu/index.html

2.西海市

西海市ワンストップ窓口(西海市企画振興部政策企画課地域振興班内)
電話 0959-37-0063
詳しくはこちらから http://www.city.saikai.nagasaki.jp/living/living1301.html

取組紹介

「子ども農山漁村交流プロジェクト〜120万人・自然の中での体験活動の推進〜」の推進

 平成20年度から、国、県をあげて、都市と農山漁村の共生・対流に向けた動きが本格化していきます。「オーライ!長崎」においても、今後、関係機関等との連携を図りながら、長崎県内の体験型観光に関する情報発進等を積極的に進めてまいります。今回は、「子ども農山漁村交流プロジェクト〜120万人・自然の中での体験活動の推進〜」についてご紹介します。
 平成20年度から、総務省、文部科学省、農林水産省による連携事業「子ども農山漁村交流プロジェクト〜120万人・自然の中での体験活動の推進〜」が開始されます。
これは、3省が連携して、「学ぶ意欲や自立心、思いやりの心、規範意識などを育み、力強い子どもの成長を支える教育活動として、小学校における農山漁村での長期宿泊体験活動を推進する」ものです。この事業の推進により、「全国2万3千校(1学年120万人を目標)で体験活動を展開することを目指し、今後5年間で、@農山漁村における宿泊体験の受入体制を整備、A地域の活力をサポートするための全国推進協議会の整備等」が進められることとなります。
具体的には、小学生の農山漁村での長期宿泊体験活動のモデル実施や、100人規模の体験活動の受入可能地域を全国約500地域に拡大することなどが計画されています。

子ども農村漁村交流プロジェクト
クリックで大きな画像(pdf/89.1KB)が開きます。

長崎県においては、昨年10月、農林部農政課が事務局となって、関係部局による「長崎県子ども農山漁村プロジェクト推進連絡会議」を立ちあげました。
現在、観光推進本部、地域振興部、県民生活部、水産部、農林部、教育庁の関係各課で連携を図りながら、受入地域の情報発進、モデル校の募集、長崎県の推進協議会設立等に向けた準備を進めています。

農林水産省プレスリリース
http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nouson/070831_1.html

道の駅「夕陽が丘そとめ」

今回は、角力灘に沈む夕日が美しい、道の駅「夕陽が丘そとめ」の直売者連絡協議会や道の駅のオープンに合わせて設立されたNPO法人の活動について報告します。

道の駅「夕陽が丘そとめ」 平成18年4月、西彼杵半島の西側を走る国道202号の中でもとっておきの夕日のスポットに、南フランス風の外観をもつ道の駅が設置されました。沿線の多くは急峻で平地に恵まれず、海岸線や山沿いの傾斜地に開かれた狭小な土地で農業を営んでいましたが、今や、直売所の売上げは地域の農産物や加工品を中心に年間2億円に達します。

道の駅「夕陽が丘そとめ」の運営は、施設の指定管理者となっているJA長崎せいひ、200名を超える直売所出荷者がつくる直売者連絡協議会、地域内外の会員が支援するNPO法人夕陽が丘そとめの連携で成り立っています。今回は、農協職員で道の駅駅長の中島宏史さん、ド・ロ様そうめんで有名な出津農産加工生産組合長で直売者連絡協議会会長の林田伸一郎さん、もともとはこの地区のファンで長崎市内から移住してきたNPO法人夕陽が丘そとめ理事長の平宣義さんにお話を伺いました。

道の駅の運営方法

急峻な地形の黒崎地区 直売者連絡協議会の会員のうち約100名は外海地区の農家や加工業を営む方で、地区のほぼ全員が加入しています。協議会は、決して最初からこのような加入状況にあった訳ではありません。平成7年頃から、時にはテントが吹き飛ぶ程の風が吹くこの丘で、林田さんを中心としたグループが加工品を中心に販売を行い、平成11年には谷をはさんだ隣の丘に仮設住宅を利用した「マルシェドゥママン」という小さな直売所を建て、除々に農家の方の参加も増えて行きました。それまでの実績が実を結んで道の駅が建設されたとき、「マルシェドゥママン」に集う全員で新しい直売所を運営しようと考えましたが、高齢などを理由に参加できない会員がでてきました。平さんによると、「直売所の運営には品揃えと集客が大切で、この両者には、商品が豊富であれば人が寄り人が寄ればさらに商品も集まって来るという連鎖の関係があるので、いかに集荷を行うかが鍵」とのことです。

店舗内の風景 そこで設立されたのが、NPO法人夕陽が丘そとめです。法人は、地区内の加工業などの会員30名と、「マルシェドゥママン」時代からのこの地区のファンであった長崎、東京、横浜などの都市部の支援者40名から構成されています。会員は年額2,000円会費を納め、都市部の支援者には新鮮な野菜等が送られます。直売所を支えるこのNPO法人のユニークな活動は、地区の農業のプロ中のプロでありながら、車などの移動手段をもたず、高齢で一人暮らしの会員の出荷を手伝うことにあります。支援回数は週に2回、年間100回にのぼります。利用者は一定額の燃料費を負担する必要はありますが、この活動が、急峻な地形に点在する会員の全員参加を可能とし、販売収入が高齢者の生き甲斐につながっているとのことです。また、道の駅で実施するほおずき市、ぶどう即売会、ジャンボカボチャ展示会などの行事が、地域外からの集客を高め地域の活性化につながっています。

最後に、今後の抱負を伺ったところ、様々な業種の方が集うこの道の駅で、地場産のおみやげ品をつくることと、研修・体験施設を増築して体験型観光の充実を行い、地区の美しい自然や歴史資源等の情報を発信して道の駅を西彼杵半島の観光の中心地に育て、さらなる交流人口の増加につなげていきたいと語っていただきました。

お話をお伺いして感じたことがあります。一つは、決して、偶然に道の駅の運営がうまく行ったのではないということです。ここに至るまでには、直売所という「箱」ありきではなく、公園での販売から実績を積み重ねてきた地道な努力があったということです。さらに、道の駅が完成し直売所の移転が必要となったとき、高齢者が多い農産物の出荷者全員が参加できるよう、加工業などに携わる方が中心となってNPO法人を立ち上げ、地域全員での移転・運営が可能となったことが、今日に至る鍵だと思いました。

お知らせ

感動体験ガイドブック「オーライ!長崎」

「オーライ!長崎」では、県内の体験型観光への関心を高めてもらい、全国から長崎県の農山漁村への交流人口の拡大を図ることを目的として、感動体験ガイドブック「オーライ!長崎」を作成しましたのでお知らせします。

ガイドブックの構成

@長崎県のエリア早わかり(体験情報掲載エリアの概要を紹介)
A体験情報(長崎県内の66団体約580メニューを掲載)
B長崎県への交通アクセス(県外からの交通アクセス)

主な配布先

東京・大阪・福岡の長崎県事務所、長崎県内各市町及び観光協会等

  

問い合わせ

ガイドブックに関する問い合わせは、ホームページ「オーライ!長崎」の「情報提供募集コーナー」にある事務局あてメール送信機能をご利用下さい。 こちらから→
http://www.orai-nagasaki.com/mail_mag/jhouho.html

ながさきの「しま」「半島」の魅力

長崎県及び半島地域魅力発見委員会では、昨年開催しました「しまの魅力発信映像祭ビデオフォトコンテスト」及び「ながさきの半島魅力発見フォトコンテスト」の入選作品等について、今後、3月頃を目処に更新するホームページに活用し、「ながさき」の魅力を発信していく予定ですのでご期待下さい。本日は、作品の一部をご紹介します。

ホームページ「ながさきのしま」  http://www.pref.nagasaki.jp/sima/
ホームページ「ながさきの半島」 http://www.pref.nagasaki.jp/hantou/

対馬の魅力

田植えどき(対馬市厳原町) 海栗島と釜山市の夕景(対馬市上対馬町)
田植えどき 背景は、「石屋根」といわれる板状の石で屋根を葺いた高床式の建物です。 海栗島と釜山市の夕景 鰐浦の展望所から天気の良い日には韓国の街並みを望めます。

壱岐の魅力

はらほげ地蔵(壱岐市芦辺町) 荒波(壱岐市芦辺町)
はらほげ地蔵 六種の地蔵は、腹が丸くえぐられているので「はらほげ地蔵」と呼ばれます。 荒波 左京鼻の海中から、細い柱を束ねたような奇岩が飛び出しています。

五島列島の魅力

雨の中の巡礼(新上五島町有川郷) 愛車と高浜(五島市三井楽町)
雨の中の巡礼 頭ヶ島教会は、島の石でできた西日本で唯一の石造りの天主堂です。 愛車と高浜 自然豊かな五島のなかを駆け抜けるツーリングも最高です。

平戸諸島の魅力

漁船も見える棚田景(平戸市大島村) 黒島の夕日(佐世保市黒島町)
漁船も見える棚田景 大根坂には、よく手入れをされた棚田が広がっています。 黒島の夕日 黒島には、赤レンガづくりの教会「黒島天主堂」があります。

西彼諸島の魅力

SHIPLOADER(長崎市池島町) 朝の天主堂(長崎市伊王島町)
SHIPLOADER 「シップローダー」とは石炭の船積み設備のことです。 朝の天主堂 漁港を見下ろす丘に建つのは、ゴシック様式の教会「沖之島天主堂」です。

北松浦半島の魅力

日本の夏(江迎町) ブルーライト土谷(松浦市福島町)
日本の夏 神輿にのせたお地蔵様に水をかけて無病息災を祈ります。 ブルーライト土谷 棚田一帯を約1,600本の手製のトーチで飾る「土谷棚田火祭り」です

島原半島の魅力

棚田の夏(雲仙市千々石町) 平成新山を見物に憩う登山者(島原市)
棚田の夏 「日本の棚田百選」に選ばれた清水棚田です 平成新山を見物に憩う登山者 噴火で半島のまん中に新しくできた平成新山です。

西彼杵半島の魅力

黎明の西海橋(西海市西彼町) 大瀬戸ペーロン大会(西海市大瀬戸町)
黎明の西海橋(西海市西彼町) 2006年3月に開通した新西海橋と旧西海橋です。 大瀬戸ペーロン大会 7月上旬、瀬戸港で開催される大瀬戸ペーロン大会です。
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発行元情報

オーライ!長崎 「都市と農山漁村の共生・対流」長崎県協議会
(通称:「オーライ!長崎」)
〒850-8570
長崎市江戸町2番13号(長崎県地域振興部地域政策課内)
TEL 095-894-3773
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