No.10 2008/06

オーライ!長崎ニュース(毎月10日発行)

長崎県内の旬の体験型観光情報や役に立つシリーズ企画等をお届けする年6回発行のメールマガジンです。

読者プレゼントキャンペーン開始!

オーライ!長崎では、平成20年6月25日(水)から9月30日(火)までの期間中に、新たに読者登録をいただいた皆様を対象に、長崎県の特産品のプレゼントキャンペーンを実施します。お仲間やお友達に、ぜひお知らせください。

長崎の県産品
応募する

長崎・西彼特集

長崎・西彼地域は、西彼杵半島と長崎半島からなり、各々西海国立公園・野母半島県立公園に指定された自然公園地域を有し、複雑な海岸線、夕日が美しく雄大な自然が楽しめる人気のドライブコースや、南蛮貿易の歴史を今日に伝える史跡、世界遺産への登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」などの魅力ある資源に満ちた地域です。

長崎県への交通アクセスはこちらから(ホームページ「オーライ!長崎」)
http://www.orai-nagasaki.com/access.html

西彼杵半島のご紹介(ホームページ「ながさきの半島」)
http://www.pref.nagasaki.jp/hantou/

長崎市観光情報(長崎市観光・宿泊ガイド「あっと!ながさき」)
http://www.at-nagasaki.jp/

西海市観光案内(西海市ホームページ「西海市ウェブサイト」)
http://www.city.saikai.nagasaki.jp/sightseeing/index.html

大中尾(おおなかお)棚田での「米作り体験」

美しい曲線の大中尾棚田 麓から山頂まで、やさしい曲線の重なりを見せる棚田の四季の美しさは私たちの心をいやしてくれます。日本の棚田百選に選ばれた「大中尾棚田」で米作り体験はいかがですか。
 大中尾棚田は長崎市中心部から車で北西へ約70分の外海地区の山あいに開かれています。開田の起源は遠く戦国から江戸時代とされ、山奥から4.2Kmに及ぶ水路を引いて、一枚一枚の田んぼを耕したと言われています。現在の棚田の面積は8ヘクタールで約450枚の田んぼがあります。その棚田も後継者不足と高齢化に悩んでいます。
 大中尾棚田保全組合では、棚田の保全と地域の活性化並びに都市と農村との交流を図るため、“棚田オーナー制度”を設け、農業体験を提供しています。
 今回、田植え体験でにぎわう現場の様子を取材しました。

皆で協力して田植え作業  当日は、田植えにうってつけの曇り空の下、棚田オーナーの顔合わせの後、指導員の指導に従って、それぞれオーナーとなった田んぼで田植えが始まりました。
 保全組合の廣山昭作会長から話をお聞きしました。
 「棚田での農作業は5月の水路の掃除から始まり、田起こし、水張り、田植え、草取り、そして9月下旬の稲刈り、10月上旬の脱穀まで、ほぼ半年にわたって行われます。そのうち、農業体験として田植え、草取り、稲刈り、脱穀を体験することができます。
 棚田オーナー制度は年4回の米作り体験を通して、農業に関心を持っていただくと同時に、自分で作った棚田のお米のおいしさを知っていただこうと、平成15年から始め、今年で6年目です。棚田を守ることは地域を守ること。地域の活性化につなげていきたい。」と話していただきました。

子供たちは泥んこ遊びに夢中  オーナーは4回の農作業に参加し、棚田のお米30Kgと地元産品の詰め合わせが自宅へ送付されます。年会費は3万円で、本年は37組の応募がありました。
 今回は32組のオーナーが家族や友人連れで参加され、約160名が田植えを体験し、山間の棚田に子供たちのはしゃぐ声が響いていました。

 東京から来られた女性の方は昨年に続き2回目の参加。「ここの米が山々に抱かれて作られていることに感動した。山の上の水源がとてもきれいだった。今年は最初の種まきや水路の掃除から参加している。すべての作業に参加したい。」と話されました。

雪浦小の子供たちのインタビューに応える廣山会長  大中尾棚田は今年の10月16日、17日、18日の3日間、本県で初めて開催される全国棚田サミットの会場にも予定されています。
9月の稲刈り時には町内から案山子を募集し、案山子コンテストも開催されます。
オーナーでなくとも稲刈りや脱穀作業にご参加頂けます。
皆さんも、一度、田んぼの草取りや稲刈りに参加して、自分たちの食べている米がどのようにできるのか学んでみませんか。自分で育てたお米は本当においしいはず。小さなお子さん方はもっぱら泥遊びとカエルやイモリの採集に夢中の様子でしたが、泥だらけになって豊かな自然を満喫した体験は貴重な思い出になると思います。

揚げたてアツアツ「式見かまぼこ」

船本かまぼこ店 かまぼこは長崎では「かんぼこ」といい、エソ、グチを始め、いわし、イサキなどの新鮮な地の魚が使われている。 長崎市内中心部から車で約30分北西に走ると、五島灘を望む式見漁港に至る。その入り口に昭和28年創業の船本かまぼこ店がある。ご主人久保田倉樹さんを訪ねて話を伺った。

飛ぶように売れる 店内では、7〜8人の従業員が魚をさばいたり、かんぼこを揚げたり、手際よく作業をされていた。「土・日曜は、どれだけ売れるか楽しみです。揚げたてでアツアツのこのかんぼこでお客さんを待ってます。天候にも左右されますが土日が勝負なんです。」と満面の笑みを浮かべて久保田さんは自信たっぷりに話された。8時に開店し、夕方6時まで、売り切れると店終いとなる。

久保田倉樹さん 式見かまぼこは、昭和30年代は町内で30軒ほどの業者がいたが、今では2軒、揚げたてのかんぼこを手にできるのは、この店だけになっている。「原料は地のものでメリケン粉等は一切使わず、魚100%だから旨いんだ」と久保田さんは自慢されていました。

アツアツの式見かまぼこ 並んで買っている若い女性に聞いてみました。「長崎市内からドライブの途中に寄って買って食べたがおいしくて、又帰りに寄ったんです。長崎市内のどこにも売ってなくて」沢山の人が揚げたてのアツアツにつられてここまで車を飛ばして買いに来るそうです。

1枚120円の5枚入りと10枚入りの包装が積み上げられ、飛ぶように売れていく。食料油、燃料油等の値上がりで10円値上げしたばかり。「先々どうなるか心配だが、頑張る」そうです。 
とにかく弾力のある歯ごたえと、魚の旨みが口いっぱいに広がります。どうぞ賞味ください。とにかくアツアツでウマカとよ。

長崎・西彼地域のイベント・観光スポット

1.イベントカレンダー/6〜8月

第45回おおせとペーロン大会 7月6日(日) 西海市
長崎西海トライアスロンin大島 7月20日(日) 西海市
ながさきみなとまつり 7月26日(土)〜27日(日) 長崎市
長崎ペーロン選手権大会 8月2日(土)〜3日(日) 長崎市
脇岬祇園祭 8月9日(土)〜10日(日) 長崎市

2.観光スポット

◆黒崎教会(くろさききょうかい) 長崎市上黒崎町
黒崎教会大正時代に信徒たちにより一つひとつ積み上げられた煉瓦造りの聖堂。
遠藤周作の小説「沈黙」の舞台ともなった外海の地に建った教会。マリヤ様の像が優しく迎えてくれます。
◆雪浦海浜公園(ゆきのうらかいひんこうえん) 西海市大瀬戸町雪浦
雪浦海浜公園 長さ400メートルの砂浜が広がり、毎夏、美しい自然と涼を求めてたくさんの人が訪れます。1年を通して釣りを楽しむ人の姿も見ることができます。
◆みさきの観音禅寺(みさきのかんのんぜんじ) 長崎市脇岬町
みさきの観音禅寺約1300年前に行基菩薩が開いたといわれる古い寺。本堂にある木造千手観音立像は国指定の重要文化財であり、天井絵とともに毎月18日に開帳され、拝観することができます。
◆崎野自然公園(さきのしぜんこうえん)西彼杵郡時津町
崎野自然公園約11ヘクタールの敷地に、キャンプ場や草スキー場、遊戯施設などのほか展望所や遊歩道があり、風光明媚な大村湾が望め、野生のスナメリが見られることもあります。
◆中尾城公園(なかおじょうこうえん)西彼杵郡長与町
中尾城公園 公園面積9.4ヘクタールの静かな木立に囲まれ、中世の山城の跡に造られた公園です。四季折々の花が咲き乱れ、草スキー、スパイラルスライダー、などの遊戯施設や陶芸の館があります。

体験最前線

お店の前で話す三浦尋生(つねお)さん 「活きのいい魚を自分で捕まえて、料理して食べられる。定置網漁業体験はいかがですか」と語るのは長崎市野母崎で漁業を営む三浦尋生(つねお)さん(40代)。三浦さんは、漁師一家の三代目で、長崎半島の南端に位置する漁業のまち野母崎で約20年間のキャリアを持つベテラン漁師。今回は、平成16年から定置網漁業体験を始められた三浦さんに語っていただきました。

定置網漁業体験の内容は?

お勧めの定置網漁業体験、うまく切れるかな? 「もともと、定置網漁とは、あらかじめ魚の通り道に網をしかけ、それを引上げる古くからある漁法の一つなんですよ。どの時期でも多種多様な魚が捕れますが、これからの時期は飛び魚と水イカのシーズンです。体験者には、自分の手で網を引上げて新鮮な魚を捕る感動を味わっていだだきます。体験者の中には、生きた魚をはじめて見る方も多く、目を輝かせながら、網を引上げていますね。それと忘れてはいけないのが、眼前に広がる海原と突き抜ける空、そして野母崎の町並みを目で楽しんでいただきたいと思います。
 そして、陸に上がると、今度は、実際に自分の手で魚を捌いてもらいます。体験者の中には、おぼつかない手つきで包丁を片手に苦闘しているようでした。最近の子どもたちは、包丁を持つことがあまりないようですね。最後に海の恵みに感謝しながら食べていただきます。また、お土産として持って帰ることもできますので楽しみが自宅まで続きますよ。
 なんと言っても体験の魅力は、自分が食べるものを自分の手で捕るという純粋な面白さと、人は生きるために命あるものを捕って食べるという食の大切さを感じられることですね。そして、このような体験を通じて野母崎の魅力も味わえます。」

どうして定置網漁業体験をはじめたのですか?

お勧めの刺身定食 「漁師を続ける中で、何か物足りなさを感じていました。それから、自分が捕った魚をお客様に直接届けたいと思うようになりました。やっぱり活きのいい魚は、新鮮のままがいいじゃないですか。なんか、今までの漁業は漁師とお客様の間にある種の距離感みたいなものを感じていたんです。そこで、漁協に卸すだけでなく幅広く業を広げたいと思い、軽トラックにクーラーを積んで行商スタイルで、新鮮な魚を一対一で販売したのがきっかけ。これに加え、地元の活きのいい魚を自分の手で、海から引上げる感動を体験してもらえればと定置網漁業体験を始めました。
 体験と同時に、自分が捕った魚を、その場で捌いて食べられるようにお店も開きました。もちろん体験せずとも新鮮な魚がその場で食べられます。地産地消を目指したお店です。」

体験を通して苦労されたことは?

 「始めた当初は、地域の方々の中に、どうして素人に漁業体験をさせるのか?漁業体験の何が楽しいのか?どうして教えないといけないのか?などのとまどいの声も多かった。しかし、多くの体験者の生き生きとした姿を目の当たりにするたびに、漁師の素晴らしさを改めて感じ入り、続けていこうと思ったんです。
 幸い今では、体験活動が少しずつ認められて地域の理解が広がっているのかなと感じます。」

これからの夢は?

 「この漁業体験が地域に広がり、野母崎が漁師まちとして活性化すればいいなと思います。それには、ある程度の利益を図らないと地域が一丸となれないので引き続きがんばっていきます。」

最後に一言

 「野母崎は、都会と違って自然溢れる漁師まち。活きのいい魚を自分の手で捕まえたい方、新鮮な魚が食べたい方、野母崎で私が待っています。」

取組紹介

交流促進に向けた意見交換会の開催(西彼杵半島)

今回も前2号に引き続き平成20年2月21日に実施した西彼杵半島の意見交換会の概要をご紹介いたします。

ご参加いただいたのは、西彼杵半島で体験型メニューを提供いただいている、大中尾棚田保存組合会長の廣山昭作さん、副会長の竹本久一さん、有機野菜の里西海もみじ荘「のんのん」部長の坂田敏康さん、アドバイザーの原浩男さん、みかんドーム事業部長の高島正和さん、志田真珠株式会社社長の志田不二生さんほか西彼杵半島地域内の2市から交流促進担当の3名の皆さんです。アドバイザーには、長崎国際大学の片岡教授にお願いしました。

意見交換会では、課題として、次のようなご意見がありました。

・真珠の加工体験は、貧乏して考え出したが、客を呼ぶには大変な努力がいることがわかった。
・西彼杵地域の良さが伝わっていない。ネットを活用したい。
・インフラがまだ足らない。長崎空港からどうすれば行けるかと問い合わせがある。

また、今後の取り組みについて、次のようなご意見等がありました。

・農家は宣伝が下手。自治体、老人会、PTAが一体となり組織的に取り組む必要がある。
・入り込みルートについては、PRが必要であるが、海のインフラ整備も必要ではないか。
・観光協会をNPO法人化し、将来は社団法人化を目指したいが、宣伝のための資金が必要である。
・地域連携が必要である。西彼杵半島にきて、オプションで回れる歴史や食などたくさんのメニューが必要である。
・体験メニューをやるにも利益が出ないと続かない。県や市でPR等にもっと取り組んで客を連れてきてほしい。  

会場では、組織的な取り組みに対する多くのご意見が出され、活発な意見交換会となりました。

お知らせ

オーライ!長崎の取り組み

オーライ!長崎では、農業・漁業、食づくり・ものづくり、スポーツ・自然歴史・文化といった数多くの体験プログラムや関連情報提供を行っています。20年度は次のような事業に取り組んでまいります。

○「オーライ!長崎メールマガジン」の配信

・旬の情報を県内外へ発信し、誘客をより強化するため、6回の配信を行います

○平成20年度版感動体験ガイドブックの作成・配布

・従来に加えさらに内容を充実して、15,000部を作成し、県内外へ配布します。

○ホームページの充実、ネットワーク形成情報交換会の開催

・メールマガジンやガイドブックの情報と連携してホームページを充実して誘客に役立てます。
・県内のエリアごとに情報交換会を開催します。

メールマガジンの配信計画

平成20年度のメールマガジンの配信については、今月号から7月、9月、11月、21年1月、3月の6回を予定しています。
今月号から「体験最前線」の新コーナーを設けました。体験プログラムの提供者に焦点を当て、提供者の側からプログラムの魅力を紹介してもらうとともに、地域おこしへの意気込みやふるさとへの想い、交流促進に向けての課題や悩みも語っていただくことにしています。 

オーライ!長崎メールマガジンは、今後とも、内容充実して配信いたしますので、皆様のご友人、ご同僚、関係機関等へ幅広くご紹介いただければ幸いです。

配信メールの形式の変更や登録の解除など
現在配信されているメールマガジンを、テキスト形式に変更されたい方、また登録を解除されたい方は、以下のページより変更・解除を行ってください。

変更・解除のページへ

発行元情報

オーライ!長崎 「都市と農山漁村の共生・対流」長崎県協議会
(通称:「オーライ!長崎」)
〒850-8570長崎市江戸町2番13号(長崎県地域振興部地域政策課内)
TEL 095-894-3773
プライバシーポリシー 当メールマガジン登録により得た個人情報は、メールマガジンの配信以外の目的で利用いたしません。
また、個人情報に関する法令およびその他の規範を遵守し、お客さまの大切な個人情報の保護に万全を尽くします。

オーライ!長崎ホームページへ