No.12 2008/09
今月号の目次
県央地域は、空の玄関口として日本初の海上空港である長崎空港(大村市)を擁し、長崎半島と島原半島を分岐する交通の要衝になっています。三方を海、山に囲まれた自然豊かな地域で、諫早市は江戸時代佐賀藩諫早領の城下町として、また大村市は大村藩の城下町としてそれぞれ栄え、今も各地に史跡が点在しています。
県央地域へのアクセスはこちらから(ホームページ「オーライ!長崎」)
http://www.orai-nagasaki.com/access.html
諫早市ホームページ
http://www.city.isahaya.nagasaki.jp/
大村市ホームページ
http://www.city.omura.nagasaki.jp/
諫早観光物産コンベンション協会
http://www.isahaya-kankou.com/
大村市観光コンベンション協会
http://www.e-oomura.jp/top.html
山茶花(さざんか)高原ピクニックパーク・ハーブ園で「アロマキャンドル作り」体験
風と光と遊びのステージ、山茶花高原ピクニックパーク・ハーブ園は長崎・諫早方面から国道207号を車で走り、諫早市役所小長井支所前で左折して、県道小長井線を山に向かって15分ほど走ったところにあります。ピクニックパークやハーブ園が整備され、大人からこどもまで一日中楽しめる遊びのフィールドです。
高原の名前の由来となった山茶花は11月から2月がシーズンですが、これからはコスモスが見頃を迎え、10万本の可憐な花が私たちを迎えてくれます。
今回は、山茶花高原ハーブ園の中にある「香りの館」を訪れ、カルチャースクールのメニューの一つ、アロマキャンドル作りを体験してみました。
指導をしていただいたのは、ハーブ園の職員江頭さん。手順の説明を聞いた後、早速実践しました。
手順はいたって簡単、
(1)まず、「キャンドルの素」(粒状のろう)を加熱して溶かします。
(2)「キャンドルの素」が溶けたらキャンドルの芯を浸して取り出し、座金(芯を止める金物)に差し込んでから固定します。
(3)好きな色のクレヨンを削って溶けた「キャンドルの素」に混ぜ、着色します。
(4)エッセンシャルオイルを入れ、キャンドルホルダーに流し込みます。
20分ほどで冷めて固まれば、できあがりです。完成まで約1時間、出来上がったキャンドルはおみやげに持ち帰れます。
どのような方がキャンドル作りに挑戦するのか尋ねたところ、「ハーブなどの香りに関心のある方が見えられますので、女性だけでなく、男性にも人気があります。こどもさんから大人の方まで楽しみながら作ることができます。」ということでした。
ハーブ園のカルチャースクールはこの他に押し花教室、ミニリース教室、ハーブアレンジメント教室など香りを楽しむ各種の体験教室が開催されています。
「香りの館」のあるハーブミュージアムを出ると、園内が広く登りが多いので、モノレールで高原の駅まで移動しました。園内にはローラースケートや18ホールのパターゴルフもあり、小さなお子さんから大人まで楽しめます。
山茶花高原ピクニックパーク・ハーブ園の江越さんに話をうかがいました。
「ここは平成元年にピクニックパークとして開園、その後、トリム広場やハーブ園ができて大きく広がりました。春は菜の花、秋はコスモスが楽しめます。お金をかけずに楽しみたい方はボールなどの遊具は自由に持ち込めますので、風の丘の芝生で遊ぶのもいいですし、オフロードカーやレーザーガンなどの有料施設で楽しむのもいいです。遊び方、楽しみ方もそれぞれいろいろあります。今施設で1番人気はスポーツスライダー、特製のソリに乗って400mのコースを一気に急降下する気分爽快のマシーンで、手元のレバーでスピードが調整できます。コスモスは10月初旬から約10万本の花を楽しむことができます。一年中ではやはり春のゴールデンウィークが最も人出が多く、続いてこれからの秋の行楽シーズンとなります。通常は20名の職員で対応しますが、シーズン中は30名の職員でお待ちしています。ぜひご家族でお出かけ下さい。」
秋の行楽シーズンもいよいよこれから本番。皆さんもおいしい高原の空気とハーブの香りを楽しみに山茶花高原ピクニックパークへお出かけ下さい。
お問い合わせ先 山茶花高原ピクニックパーク・ハーブ園
住所:諫早市小長井町遠竹2867−7
電話番号:0957−34−4333
ホームページ:http://www.sazankakougen.com/index.html
諫早観光協会「ながさきまんなかナビ」:http://www.orai-nagasaki.com/09-7.html
大村市名物「へこはずしおこし」(松原おこし)
おこしは、平安時代初期に渡来し、“粔籹(おこし)”という唐菓子を改良したものと伝えられてます。製法は、米を蒸し乾燥させた後煎り、水飴をまぶして黒砂糖等を入れて固めた菓子です。現在は全国各地で作られていますが、長崎県では諫早・大村地域を中心に数カ所の地域で各々独自の製法で作られています。
へこはずし本舗9代目の御厨(みくりや)幹正さんは、「大村市のおこしは、延宝7年(1679年)に初代御厨四郎左衛門が中国の欣済(きんざい)と名乗る禅僧から伝授されたのが始まりとされ、通称「松原おこし」と呼ばれています。また別名を「へこはずしおこし」と呼ばれ、大村藩の殿様におこしを献上したところ、あまりのおいしさに“へこ(男性の下着)”がはずれていることに気づかず、腰元から笑われたとの故事からきています。」と説明がありました。
「へこはずしおこし」は、米を蒸し乾燥させたものを炒り、水飴をまぶし黒砂糖をいれ作られています。しかし、御厨さんは製法を少しずつ変えてこられてます。一つは、3ヶ月は保存が利くよう工夫している。二つめは、歯が悪い人のため、堅さを変えず歯にくっつかない工夫をしている。三つめは、黒砂糖に工夫をしている。企業秘密もありますのでこれ以上書けませんが、まだまだいくつも苦労の上のおこしになっています。
早速、試食をしました。普通のおこしは所々歯にカチンとくる部分がある場合がありますが、軽い歯触りで歯にも挟まりません。また黒砂糖があっさりしてこくのある甘さがおこしを引き立てています、油臭さもありません。あっという間に4〜5枚食べてしまいました。
「一日1万5千個しか作らないんです。近頃食品問題が続いていますが、目が届く範囲にしたいんです。本店のほか長崎市内の百貨店、長崎駅前の観光物産館、長崎空港などで売っています。」と御厨さんは熱気に満ちた工場の中で奥様とあうんの呼吸で手際よく今日もおこしを作っておられました。
お問い合わせ先 へこはずしおこし(兵児葉寿司)本舗
住所:大村市松原町橋本
電話(FAX):0957−55−8453
県央地域のイベント・観光スポット
1.イベントカレンダー/10〜11月
| ききつ船津ペーロン大会 | 10月 5日(日) | 諫早市多良見町 |
|---|---|---|
| 自然干拓地100万本コスモスまつり | 10月19日(日) | 諫早市 |
| とどろき名水まつり | 10月26日(日) | 諫早市高来町 |
| おおむら秋まつり | 11月24日(月) | 大村市 |
2.観光スポット
- ◆唐比ハス園(からこハスえん) 諫早市森山町
約2ヘクタールの湿地にはハスやスイレン、バラを植栽した公園となっており、スイレンが10月末頃まで楽しめます。- ◆いいもり月の丘温泉(つきのおかおんせん) 諫早市飯盛町
家族風呂や露天風呂のほか、サウナ・温水プールなどがあり、レストランや売店も完備しています。また、隣には約70mのローダースライダーなどの遊具があり、家族連れで楽しめる施設となっています。- ◆大村藩菩提寺本経寺(おおむらはんぼだいじほんきょうじ) 大村市古町
初代藩主大村喜前によって慶長13年(1608年)に完成した日蓮宗の寺院で、大村家の菩提寺となっています。また、隣接する墓所は巨大で様々な形の墓が建ち並んでいますが、キリスト教禁教後に厳格に仏教を信仰している証として建てられたと言われています。- ◆裏見の滝(うらみのたき) 大村市立福寺町
落差30mの裏から見ることのできる裏見の滝、周辺には遊歩道が整備され、世界のシャクナゲ約5,000本が4月〜5月には楽しめます。
諫早観光物産コンベンション協会
http://www.isahaya-kankou.com/
大村市観光コンベンション協会
http://www.e-oomura.jp/top.html
今回は、東を有明海、南を橘湾に面した平野が広がる農業地帯、諫早市森山町の「下名地区グリーンツーリズム推進協議会」松本保副会長をお訪ねし、体験プログラムの魅力、地域おこしへの意気込み等について、協議会のお世話をされている諫早市森山支所産業振興課中野さんの同席でインタビューを行いました。
協議会の活動内容を教えてください。
「この協議会は平成16年に設立し4年経過しましたが、会員は農家の方がほとんどで全員で10名です。会員は自らが楽しみながら体験を通して都会の皆さんと下名地区の住民が交流を深め、森山の郷土文化を知っていただくよう活動しています。
体験内容は、7月上旬の田植えと秋の稲刈りです。田植え時期はちょうど地区の田祈祷(たきとう)(作付け上がりを祝う祭という意味があり、豊作を祈願するもの。)と重なり、地区の浮立が披露されるなど郷土文化の振興にも役立っています。そのほか、潟スキーの体験や唐比のハス園の見学など丸一日楽しんでいただいています。
秋の稲刈り体験では、石臼と杵を使ってついた餅を食べながら1日の楽しかったこと、苦労話などに花を咲かせます。女性部で作った田舎料理も食べていただいてます。」
田植え・稲刈り体験を始めたきっかけは何ですか。
「平成13年度にJTBから体験ツアーの呼びかけがあり、自治会長と私が農家の皆さんに話をしましたら、一発で決まりました。農作業の指導などは自分たちでやるが、インターネット等による参加者の呼びかけなどは役場の中野さんにお願いすることで始まりました。参加者の募集は、町(市)報、長崎新聞等へ掲載しましたが、田植えに47名、稲刈りに42名、合計で89名の方に来ていただきました。13年度から5年間は県市の補助があり、参加料2,000円と補助金でどうにかやってこれました。毎年だいたい50名〜70名の参加者となっていますが、これ以上になると手が回らなくなります。」
体験を通じて苦労されたことはありませんか。
「苦労はありません。会員の皆さんは都会の参加者との交流に大変満足されています。夜の会員同士の懇親も大事なんです。しかし13年度から体験内容が何も変わってないというわけではありません。郷土料理や地場産野菜料理は最初会員の女性部で作って食べていただいていたが、昨年からは参加者が自ら作って食べています。また、稲の苗を参加者に渡しそれぞれ自宅で生育を体験していただくこともしています。これらは会員からのアイディアなんです。」
今後体験を通した交流をどう進めたいですか。
「特に高望みはしていません。金儲けもしようとは思っていませんし、自分たち会員の融和を大切にしたいと考えています。田植えも稲刈りも町挙げてのお祭りみたいなものです。最後に事故なく終わるとホッとします。できるだけ続けていきたいと考えていますが、中野さんを初めとした市のご協力は欠かせません。今年の稲刈りは、10月12日(日)を予定していますので、参加をお待ちしています。」
お問い合わせ先 下名地区グリーンツーリズム推進協議会事務局
(諫早市森山支所産業振興課内)
住所:長崎県諫早市森山町本村1300
電話:0957−36−1111
メールアドレス:moriyama_sangyo@city.isahaya.nagasaki.jp/
ながさき田舎暮らしキャラバン
豊かな自然と温暖な気候、島々が織りなす美しい景観に恵まれた長崎県。医療・教育環境など住環境にも恵まれています。「快適・安全・安心」な“ながさき田舎暮らし”を始めてみませんか。
長崎県では、移住促進事業「ながさき田舎暮らし総合プロモーション事業」を実施しています。この度、全国の大都市において、長崎県への移住に関する相談会「ながさき田舎暮らしキャラバン」を開催します。
多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。
日時及び会場
東京会場 10月11日(土) タイム24ビル(東京都江東区青海)
大阪会場 10月18日(土) 大阪城ホール(大阪市中央区大阪城)
名古屋会場 10月25日(土) 名古屋中小企業振興会館(名古屋市千種区吹上)
※開催時間は、いずれも13:00から16:00まで
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
ながさき田舎暮らしキャラバン http://nagasaki-inakagurashi.jp/
お問い合わせは、長崎県地域政策課 電話:095−895−2245
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